MultiTerminalはMetaQuotes Softwareによる、異なる口座タイプであっても、複数の取引口座を一度に管理できる取引プラットフォームです。
MultiTerminalがサポートしているのはMetaTrader 4取引口座のみであり、Windows OSでのみサポートされます。
MultiTerminalでは、最大128の本取引口座または10のデモ取引口座(同じ取引サーバー上)で同時に取引できますが、MT4プラットフォームでは、一度にアクティブにできる取引口座は1つだけです。
MultiTerminalとMT4プラットフォーム:
+MT4 |
MultiTerminal |
|
チャート |
✅ |
❌ |
自動トレード |
✅ |
❌ |
モバイル/ウェブプラットフォーム |
✅ |
❌ |
複数の有効な取引口座 |
❌ |
✅ |
MultiTerminalは、取引口座数の少ない個人トレーダーではなく、一度に多数の取引口座で取引を行う口座管理者に推奨されます。
インストール
MultiTerminalをインストールするには、まずアプリケーションファイルをダウンロードする必要があります。 以下のリンクをクリックしてダウンロードしてください。
アプリケーションを起動し、画面の指示に従ってMultiTerminalをインストールしてください。
アカウントへのログイン
MT4口座タイプがサポートしている同じ取引サーバーで、複数のMT4取引口座からMultiTerminalへログインできます。 取引口座を追加したいときは、以下の手順に従ってください。
- MultiTerminalをインストールします。
- 「新規口座を開設しますか」という質問に対し、キャンセルをクリックします。
- ツール、オプションの順に開き、取引口座に割当てるサーバーをサーバードロップダウンメニューから選択します。 完了したらOKをクリックしてください。 取引口座のサーバーの見つけ方についてはリンク先を参照してください。
- ファイル、新規口座の順に開いたら、取引口座の認証情報を入力します。
- ステップ4を繰り返し、現在の取引サーバーの設定に合うように取引口座を追加します。
- ステップ3を繰り返し、現在の取引サーバーを変更します(他のサーバーの取引口座は設定されているサーバーに戻るまでは非表示になっています)。
複数の取引口座のログインができるようになりました。口座管理について詳しく説明します。
口座管理
アカウント管理に関しては、以下の点にご留意ください:
- 取引口座の取引サーバーはとても重要です。同じ取引サーバーの取引口座だけが同時に管理できます。
- 取引サーバーの設定をMultiTerminalに切り替えると、他の取引サーバーからログインしている取引口座はすべて、サーバーの設定が戻るまで非表示になります。
- MT4取引口座のみがサポートされていますが、MT4をサポートしているすべての口座タイプで同時にログインできます。例えば、同じサーバーのMT4スタンダード口座とMT4プロ口座はMultiTerminalで同時に管理できます。
- 口座タイプに応じた金融商品のサフィックスは、引き続き適用できます。例えば、EURUSDmおよびEURUSDは異なる金融商品として区別され、同時にトレードすることはできません。 口座サフィックスについてはリンク先を確認してください。
ロット割当
ロット割当とは、複数の取引口座を通して注文量を分配することです。 MultiTerminalでは、様々なロット割当設定を選ぶことができます。
- 既定ボリューム:それぞれの注文のロット数について手動で割当が可能です。
- 各注文での総ボリューム:注文毎に取引量を設定できます。 例えば、3つの取引口座に0.5を設定している場合、0.5ロットの注文がそれぞれの取引口座で発注されます。
- 均等:複数の取引口座を通して取引量を分割できます。 例えば、3つの取引口座を通して1ロットの取引量を設定する場合は、それぞれの取引口座に0.33ロットの注文が発注されます。
- 有効証拠金率にて:有効証拠金率をそれぞれの取引口座で計測し、有効証拠金率が高い取引口座であれば、より多くのロット量が割当てられる方法です。 この割当て方法を示した表で確認できます。
有効証拠金率の例
+合計 |
口座A |
口座B |
口座C |
|
有効証拠金 |
3,381.98 USD |
943.57 USD |
940.19 USD |
1,498.22 USD |
比率 |
100% |
27.9% |
27.8% |
44.3% |
ロット |
3ロット |
0.84ロット |
0.83ロット |
1.33ロット |
- 余剰証拠金率にて:ロットを割当てるときに、各口座で利用できる余剰証拠金に基づいて行われます。余剰証拠金が多ければ、各取引口座に割当てられるロット量も増加します。 この割当て方法を示した表で確認できます。
余剰証拠金率の例
+3ロットの注文の場合で、3つの取引口座を通して余剰証拠金がUSD 1,804です。
合計 |
口座A |
口座B |
口座C |
|
余剰証拠金 |
1,804.00 USD |
541.20 USD |
180.40 USD |
1,082.40 USD |
比率 |
100% |
30% |
10% |
60% |
ロット |
3ロット |
0.9ロット |
0.3ロット |
1.8ロット |
ロット割当は、口座に必要証拠金とスプレッドの両方を賄える十分な資金がある場合にのみ機能しますので、ご注意ください。
未決済注文
MultiTerminalでの注文の発注は、成行注文および指値注文の両方で可能です。
成行注文
- Market Watchウインドウの中の取引金融商品をダブルクリックし、注文ウインドウを開きます。
- 以下を含む必須項目を入力します:
- シンボル:取引金融商品
- 総数量:発注するロット総数(既定の割当タイプを選択している場合は不要)
- ロット割り当て:ロット割り当て方法から1つ選択します。
- 決済指値(T/P):自動的に注文を決済する指値を設定します。
- 決済逆指値(S/L):自動的に注文を決済する逆指値を設定します。
- コメント:注文に付け加えられますが、注文内容の変更は行われません。
- 成行売りまたは成行買いを選択し、OKを押して入力した情報を確定し、注文を発注します。
注文タブに注文が表示され、パフォーマンスをモニタリングできます。
指値注文
- MultiTerminalで保留中タブを開きます。
- 以下を含む必須項目を入力します:
- シンボル:取引金融商品
- 総数量:発注するロット総数(既定の割当タイプを選択している場合は不要)
- ロット割り当て:ロット割り当て方法から1つ選択します。
- 注文価格:指値注文で指定する価格です。
- タイプ:指値注文タイプです。(例:逆指値買い、指値買い、逆指値売り、指値売り)
- 決済指値(T/P):自動的に注文を決済する指値を設定します。
- 決済逆指値(S/L):自動的に注文を決済する逆指値を設定します。
- コメント:注文に付け加えられますが、注文内容の変更は行われません。
- 期限:ここに入力した日付を超えた場合、指値注文は削除されます。
- 発注をクリックして、入力内容での指値注文を作成します。
指値注文により成立した注文は、注文タブに表示されます。
指値注文で「発注」をクリックできないのはなぜですか?
+決済逆指値(S/L)または決済指値(T/P)(設定している場合)の値をご確認ください。無効な値になっている可能性があります。
- 逆指値買いおよび指値注文の場合、SLは発注価格より低くなければなりません。また、TPは発注価格よりも高くなければなりません。
- 逆指値売りおよび指値注文の場合、TPは発注価格より高く、SLは発注価格より低くなければなりません。
また、金融商品のストップレベルに応じてSL/TPの有効な数値が設定されているかどうかを確認してください。
注文管理
注文管理には、有効な注文の決済・変更、および指値注文の削除が含まれます。
注文の決済
- MultiTerminalで決済タブを開きます。
- 決済する注文を選択するか、1つも選択せずにすべて決済にして、決済をクリックします。
- OKをクリックして確定します。
決済済みの注文は履歴タブに表示されます。
オフセット注文は、両建て解除または複数の両建て解除機能が便利です。 これらの機能について詳しくは、MultiTerminalのビルトインヘルプトピックを参照してください。トップメニューにあるヘルプをクリックしてください。
注文の変更
変更タブを開くと、保有中の注文と指値注文を簡単に管理できます。
すべての注文もしくは、注文の横にあるボックスにチェックを入れたり/外したりして注文を選択できます。 決済逆指値(S/L)および決済指値(T/P)の設定はOKをクリックしたあとに適用されます。
SLまたはTPのレベルが現在の市場価格に近すぎると、無効なS/Lあるいは無効なT/Pのエラーメッセージが表示されます。 SLおよびTPを調整し、もう一度確定してみてください。
指値注文の発注価格と有効期限は変更できます:
- 発注価格のボックスにチェックを入れ、指値注文の新しい発注価格を設定します。
- 有効期限を変更するには、有効期限のボックスにチェックを入れ、新しい有効期限を指定します。
- 変更を行うため新たな数値を入力したら、変更をクリックしOKをクリックします。