いくつかのシステム最適化を試すことで、MT4とMT5の速度とパフォーマンスを改善できる可能性があります。 これらの操作は、接続の問題を修正したり、フリーズ、チャートの遅延、およびその他のよくある問題を軽減したり防止するのに役立つ場合があります。
お客様のハードウェアによっては、これらの提案の効率性に限度があることをご了承ください。
最大バー数を減らす
+表示される最大バー数を減らすと、端末がレンダリングする必要のある画像情報が減るため、パソコンの負荷が軽減されて応答速度が上がります。
- MT4/MT5を開きます。
- ツール、オプション、チャートの順に選択します。
- チャートの最大バー数と履歴の最大バー数を見つけて、両方の値を50%下げます。 さらに下げることもできますが、まずはパフォーマンス改善のため、この設定でお試しください。
バー数が減るとレンダリングの負荷も減るため、全体的なパフォーマンスが向上する可能性があります。
ニュースを無効にする
+MetaTraderには、ユーザーが関心を持つ金融ニュースを自動的に配信するニュースフィード(メールボックスのニュースタブにあります)機能が搭載されています。
ニュースはプラットフォームの負荷を増加させる可能性があるため、MetaTraderの速度を向上させる場合は、この機能を無効にすることをお勧めします。
- MT4/MT5を開きます。
- ツール、オプション、サーバーの順に選択します。
- ニュースを有効化のチェックを外し、OKをクリックします。
これで、ニュースフィードは更新されなくなり、MetaTraderを高速化できます。
RAMを最適化する
+どの端末でもRAMの最適化は効果的ですが、プラットフォームの一部のバックグラウンド機能が常に作動している場合には特に効果があります。 これらの一部を無効にした場合、パフォーマンスは改善するものの、特定の取引機能には変化がない場合があります。
- Market Watch(気配値表示)ウィンドウで、金融商品を右クリックして非表示を選択し、使用予定のないすべての金融商品を無効または非表示にします。これにより、パソコンのメモリの一部が解放される可能性があります。
- そのグラフウィンドウのXアイコンをクリックし、使用されていないすべてのチャートを閉じます。
- エキスパートアドバイザー(EA)を起動している場合、ログ機能はコンピュータのメモリを多く使用するため、ログ機能の無効化を検討してください。
- メモリをリフレッシュするため、時々MetaTraderを再起動してください。
最適化したユーザープロフィールを作成する
+ビルトインのユーザープロフィールを使用して、パフォーマンスを最適化する設定を簡単に読み込むことができます。 これらの設定は必要に応じて簡単に切り替えられます。
- 必要に応じて設定を変更してください。
- ファイル、プロフィール、 名前を付けて保存の順に開き、新しいプロフィールに名前を付けます。
- プロフィールに戻り、リストから最適化されたプロフィールを必要な時にいつでも読み込むことができるようになりました。
これは、端末への影響を最小限に抑え、全体的なパフォーマンスを向上させるように設定されたプロフィールを作成する場合に役立ちます。
インディケーターをカスタマイズする
+一部のカスタムインディケーターは最適化されていない可能性があるため、MT4/MT5プラットフォームのパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があることにご注意ください。ただし、MetaTraderに付属している初期設定のインディケーターは最適化されているため、パフォーマンスに影響を及ぼすことはありません。
VPSを検討する
+特にMT4とMT5による取引の約定速度を上げたいとお考えで、問題がインターネット接続と帯域幅に関連している場合、ExnessでVPSのお申込みを是非ご検討ください。ご利用のExness口座がVPSの資格条件を満たしている場合は完全に無料でご利用いただけます。